釜蓋朔日:かまぶたついたち


旧暦で7月1日(8月1日)は、釜蓋朔日(かまぶたついたち)といって、地獄の釜の蓋が開き、亡者が出てくる日だそうです。

つまり、この日が盆始め。

先祖は長い道のりを辿って自分の家に戻り、お盆の13日〜15日のわずかの間、家族と楽しい時間を過ごし、そして、送り盆の16日にはまた戻って行く。

30日に釜の蓋が閉まるまで、一年に一度楽しみにしていた時間を送る。

その間、この地獄と極楽の本には鬼さんもお休みとあります。

いつもは恐い鬼も、このときばかりは一服。

なんだか人間みたいでおもしろい。

鬼も疲れるんだね。

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